2016年05月05日

CF.Martinから記念モデルが入荷です!

1916年にディットソン社の依頼で
製作されたドレッドノート・ボディは
最初「Ditson D-111」という品番をつけ
販売されました。

そのモデルは2007年に記念モデルとして
復刻されているが
今回のは、1917年い製作されたD-222の
復刻モデルなのです。


Martin
D-222
税込定価¥756,000

↓  ↓  ↓  ↓
PPP販売価格
¥598,000




ディトソン・ドレッドノート「222」。

これは、あらゆるフォークギターの元祖と言われる

マーティンのDモデルの、さらに元祖を復刻したものなのね。

昔から、Martinといえば「D type」

D-28や、45に代表されるドレッド・ノートね。

けれど、実はこのDモデル。

厳密に言えばマーティン社のオリジナルじゃないって事

知っていましたか?



まぁ、90年代に入ってエリック・クラプトンが

その存在を世に知らしめたOモデルこそが

本来のマーティン独自開発のアコギであると。



では、どういう経緯でDが誕生したのかというと

早い話が外注品なのですよ。

時は1916年。

その20年くらい前から取引のあったニューヨーク最大手の

楽器店「ディトソン」社が、

それまでのマーティンにないワイドな胴回りで

スティール弦を張ったギターをオーダーしました。



完成したモデルはかなり大柄で、

その当時最大だった戦艦「ドレッドノウト」になぞらえて、

そのまま「ドレッドノウト」と呼ばれるようになったわけです。



やがて世界中のギターメーカーが

その形をコピーすることになるディトソン・ドレッドノウトですが、

セールス的には大した成果を挙げることはなく、

ディトソン社自体も20年代後半からはじまった大恐慌のあおりをうけ

1931年に倒産。

以降、マーティン社が意志を引き継いで

カタログモデルとして生産するようになりました。



ねぇ、知らなかったでしょ?

「Martin D-222」

幾多の荒波を乗り越えてきた

マーティン社の革新的なモデルなんですね。





  

Posted by ポンポロプー at 17:08Comments(0)商品(ギター)新製品